小児科

こどもの診療について

  • こどもは、自分の症状が言えなかったり、上手く伝えられず大人が想像している言葉とは違う表現をすることがあります。いつもとどう違うのか、写真や動画などがありましたら、そちらをお見せいただけると診断の参考になります。

  • 発熱時の受診の目安

    大前提として病気や困っている症状に対して「絶対」はありません。あくまで目安になりますが発熱の場合であれば、発熱が丸1日以上続く場合は受診をおすすめいたします。発熱後、数時間など間もない場合も、症状を和らげるお薬などの処方が可能ですので受診していただいても大丈夫ですが、インフルエンザや新型コロナなどの検査は、偽陰性(真にその病気があるが、検査上陰性となってしまうこと)となることもあることや、典型的な症状が揃っておらず風邪としか診断できないことも多く、目安として37.5度を超える熱が24時間以上続く場合は受診をおすすめいたします。熱さましがない、他の症状があり辛い場合は、発熱の時間経過に関係なく受診ください。

  • かぜとは

    かぜ症候群とは、さまざまなウイルスや細菌などによって引きおこされる気道粘膜の急性の炎症の総称です。鼻汁、鼻閉、咽頭痛などの局所の症状と発熱や倦怠感、下痢や嘔吐などの症状が出てくることもあります。小児の風邪の原因の9割はウイルス感染と言われており、その他、細菌では、マイコプラズマ、溶連菌、クラミジアなどが知られています。原因のウイルスや細菌の中で検査できるものはごく一部で、特効薬も一部のものしかありません。症状に合わせた治療法になります。

その他の診療

その他の疾患

●発熱などの感染症(COVID-19、ヘルパンギーナ、手足口病、感冒、急性上気道炎、中耳炎など)

●腹痛などの消化器疾患、長引く下痢(乳糖不耐症)

●アレルギー相談(花粉症、ダニ、舌下免疫相談など)、皮膚症状(アトピー、虫刺されなど)

●熱性けいれん、体重増加不良、成長不良、育児相談など

実施している検査

COVID-19、インフルエンザ、溶連菌、RS、アデノウイルス、マイコプラズマ、心電図、血液検査