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病気とケアの基礎知識

病気とケアの基礎知識

非侵襲的陽圧換気療法
(NPPV:Noninvasive Positive Pressure Ventilation)

緩がんの緩和ケアにおいて、痛みの緩和がもっとも重要視されますが、非がん疾患の緩和ケアでは、痛みよりも息苦しさなどの症状緩和が重要になります。当院では、痛みに対する薬物療法以外に、呼吸困難に対する治療として非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)を行うことができます。

非侵襲的陽圧換気療法(NPPV)について

NPPVは、鼻や口にマスクを当てて行われる人工呼吸です。COPDの急性増悪やCOPD患者さまの重症肺炎、急性心不全などの病気で、マスクの装着が可能で、気道が確保され、血圧などの循環動態が安定している場合に使用することができます。NPPVは気管チューブを用いて行われる通常の人工呼吸と比べると、挿管の必要がなく非侵襲的であり、薬を使って眠らせる鎮静も最小限で済みます。しかし、マスクの圧迫感や違和感があるなどのデメリットもあるため、NPPVを開始する際には不安なく、苦痛が少なく行うことができるようサポートします。