外来
アルコール体質遺伝子検査(ALDH2解析)
お酒の「強い・弱い」を、体質から正しく知る
お酒を飲んで赤くなる、あるいはすぐに動悸がする。これらは「慣れ」の問題ではなく、肝臓にあるアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH2)の活性度が遺伝子によって決まっているために起こります。
当院では、血液検査によってこの遺伝子の型(タイピング)を特定し、ご自身のアルコール分解能力と、将来の健康リスクを客観的に評価します。
検査の結果わかる「3つのタイプ」
解析結果は、以下の3つのパターンで報告されます。
G/G型(活性型)
アルコール分解能力が高い「お酒に強い」体質です。依存症のリスクに注意が必要です。
G/A型(低活性型)
分解能力が低く、少量の飲酒ですぐに赤くなる「お酒に弱い」体質です。無理な飲酒を続けると、食道がんなどの発がんリスクが非常に高いことが分かっています。
A/A型(非活性型)
酵素の働きがほとんどない「お酒を受け付けない」体質です。
検査の概要
方法
採血(通常の健康診断等と同時に実施可能です)
費用
12,100円(税込)
こんな方は、受診をご検討ください
- 飲酒ですぐに赤くなる、または翌日までお酒が残る方
- 健診で肝機能の数値を指摘され、飲酒習慣を見直したい方
- 自分の体質を医学的な根拠に基づいて知っておきたい方
当院で検査を受けるメリット
ネット販売の簡易キットと異なり、医療機関として以下の体制を整えています。
精密な血液検査
口腔粘膜よりも精度の高い、採血による遺伝子解析を実施します。
医師によるリスク解説
単なる判定結果だけでなく、将来的な疾患リスク(がん等)との関連性を医師がご説明します。
生活習慣の改善支援
結果を受け、お酒との付き合い方を変えたい方には、アルコール低減外来(減酒外来)や心理士による個別サポートへの橋渡しが可能です。