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外来

脇汗ボトックス外来(多汗症)

脇の多汗症状による、
日常生活の制限を改善するために

「シャツの汗じみが気になって仕事に集中できない」「人前で上着を脱ぐことに抵抗がある」「市販の制汗剤では十分な効果が得られない」など、脇の多汗症は精神的なストレスだけでなく、日々の活動範囲を狭めてしまう要因となります。
当院の脇汗ボトックス外来では、医学的根拠に基づいたアセスメントを行い、注射薬によって発汗を抑制するボトックス治療(ボツリヌス療法)を実施しています。

脇汗(多汗症)と腋臭症(ワキガ)
の違いについて

脇の「多汗症(水分量)」と「腋臭症(ニオイ)」は、原因となる汗腺(エクリン腺・アポクリン腺)が異なります。ボトックス治療は主に「汗の量」を劇的に減らすためのものであり、ニオイの根本治療とは異なります。脇汗を減らすことで結果的にニオイが軽減される場合もありますが、「ニオイの改善を主目的とする場合は、形成外科での保険診療による手術(剪除法)」が適応となる場合があります。

※当院ではミラドライ等の自費の機器治療は行っておりませんが、形成外科専門医による保険診療の手術相談が可能です。

保険診療適応となる「重度原発性腋窩多汗症」

当院では、一定の診断基準を満たす重度の多汗症に対し、健康保険(3割負担等)を適用した治療を行っています。

保険適応の条件

以下のすべての条件を満たす方が対象となります。

  • 重症度(HDSS)3以上 (汗のため日常生活に支障があり、時々耐えがたい / 常に耐えがたい状態)
  • 両側性かつ6ヶ月以上持続している。
  • 外用剤(塗り薬)の使用経験があるが、十分な効果が得られなかった。

※上記の基準に該当しない軽症例や、より高い自由度を求める方には自費診療にて対応いたします。

治療の仕組みと持続期間

ボトックスは、交感神経から発汗の指令を伝える物質(アセチルコリン)の放出をブロックすることで、過剰な発汗をピンポイントで抑制します。

  • 抑制効果
    1回の施術で、脇汗の分泌量を大幅に軽減します。
  • 持続の目安
    個人差はありますが、通常4ヶ月〜9ヶ月程度効果が持続します。
  • 処置時間
    両脇への注入は10〜15分程度で完了します。
  • 日常生活への影響
    処置直後から、普段通りの生活(仕事・家事など)に戻ることが可能です。

診療の流れ

  • 専門医による診断・評価

    現在の発汗状態や過去の治療歴(外用剤の使用など)を確認し、保険適応の可否を客観的に判定します。

  • ボトックス注入

    脇の数カ所に、極細の針を用いて薬剤を注入します。痛みを最小限に抑えるよう、手技に配慮して行います。

  • 継続的な管理

    数日〜1週間ほどで効果が安定します。次回の適切な接種時期を相談しながら、季節に合わせたコンディション維持をサポートします。

費用について(目安)

  • 保険診療(3割負担の場合)
    約30,000円前後(薬剤費・手技料込)

    ※初診料・再診料などが別途発生します。

  • 自費診療
    71,500円(税込)

    ※保険基準には満たないが、生活の質を向上させたい方向け。

専門外来からのメッセージ

脇の汗を「体質だから」と我慢し続ける必要はありません。医療の力を適切に活用することで、衣服の選択肢が広がり、対人場面での自信を取り戻すことに繋がります。
まずは現状の確認から、専門外来にて承ります。
脇汗ボトックス外来は、形成外科にて受付しております。

自費診療規定について

自費診療での受診をご希望の方は、ご予約の前に必ずこちらの「自費施術のご予約に関するご案内」をご確認ください。

脇汗ボトックス外来の受診について

受診をご希望される方は、LINE予約にてお申し込みください。お電話でのご予約も承っております。