外来
ぜんそく・COPD外来
咳が続いたり、痰が多かったり、息苦しさがある場合、気管支喘息やCOPDが一般的な原因となります。喘息の診断を受けた方も多いですが、定期的な診察を受けていないか、症状の管理がうまくいっていない場合もあります。同様に、COPDについて自覚がないまま病気が進行していることもあります。当院では内科専門医が喘息やCOPDの診断と治療を行っていますので、症状が気になる方はぜひご相談ください。
ぜんそく・COPD外来で対応している疾患
ぜんそく
ぜんそく(気管支喘息)は医学的に完全に治すことは難しいですが、適切な治療により発作を起こすことなく、普通に運動を行えるまでにコントロールできるようになっています。
COPD
COPDは慢性閉塞性肺疾患の略であり、肺気腫や慢性気管支炎などの状態を含みます。喘息との大きな違いは、同じ息切れでも、安静時には問題ないが、運動時に息切れが起こることです。ほとんどの場合、タバコが原因とされています。放置すると呼吸不全に至る可能性がありますが、適切な検査と治療により、症状の改善や活動範囲の拡大が期待できます。
ぜんそく・COPDの診断・治療
診断
問診、診察やレントゲン、呼吸機能検査などを行います。必要に応じてアレルギーの有無を確認する検査や心電図などを追加していきます。ぜんそく・COPDの両方の疾患で中心になるのが呼吸機能検査(スパイロメトリー)です。肺活量や1秒量などを測定して呼吸の状態を確認していきます。
呼吸機能検査(スパイロメトリー)
治療
ぜんそくの治療
喘息治療は、基本的に「日常の治療」と「発作時の治療」の2つに分かれます。日常の治療では、吸入ステロイド薬が主に使われ、気道の炎症を抑えます。同時に、刺激やアレルゲンを避ける生活習慣の改善も重要です。発作時の治療では、狭くなった気道を広げる短時間作用性吸入β2刺激薬(SABA)が使用されます。症状が改善しない場合や、横になれないほど重篤な場合は、救急外来を受診することが必要です。喘息治療は、症状の程度によって4つのステップに分かれています。治療のステップは、症状と治療状況に基づいて決定されます。吸入ステロイド薬(ICS)は基本治療として重要であり、最近では気管支を広げる作用のある長時間作用性β2刺激薬(LABA)との併用が一般的です。
COPDの治療
COPDの治療法としては、まずは禁煙が重要です。禁煙をすることで病状の進行を遅らせたり合併症を予防することに役立ちます。呼吸機能検査などから重症度を判定して症状に応じて薬物療法(気管支拡張薬、去痰薬)を選択していきます。また、症状緩和やADLの改善のための呼吸リハビリテーションや栄養指導などを組み合わせていきます。COPDが進行して慢性的な呼吸不全などの酸素吸入が必要な状態になっている場合には在宅酸素療法などで入院でなく在宅での医療を続けることができます。
関連する外来・サポート
呼吸リハビリテーション
ぜんそく・COPDでは労作時の呼吸困難の緩和、日常生活動作の改善、気道感染などによる 急性増悪の予防などを目的として呼吸リハビリテーションを行なっています。
禁煙外来
喫煙はぜんそくやCOPDを悪化させるばかりでなく、治療効果を低下させる可能性もあります。病気の改善に向けて禁煙に取り組みたい場合には禁煙外来をご紹介いたします。
予防接種
ぜんそく・COPDでは発作や増悪を防ぐ上で呼吸器感染症の予防が重要になります。インフルエンザワクチン、コロナワクチン、肺炎球菌ワクチンなどで予防を行うことができます。
在宅医療・在宅酸素療法
COPDが進行しており在宅酸素療法(HOT)が必要になった方への対応も行なっております。また、病院に通院するのが難しくなった方には訪問診療、訪問看護などをご案内しております。他院で治療中の方で、当院でのHOTや在宅医療をご検討される方は医療連携部までご相談ください。
看護外来・栄養指導
吸入薬の使い方やCOPDの進行で低栄養が問題になっている方などに栄養指導を実施しています。
ぜんそく・COPD外来のお申し込み
ぜんそく・COPD外来は内科の診療時間帯に設置しております。診療時間帯以外でも、気管支喘息の発作やCOPDの急性増悪など急を要する場合には救急外来でも対応しております。
受診をご希望される方は、LINE予約にてお申し込みください。お電話でのご予約も承っております。